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脳のレントゲン撮影でわかること

なにかしらの脳の疾患を疑った時には、まず脳のレントゲン撮影が行われます。
この際のレントゲン検査には単純撮影と造影撮影の両方を行うのが一般的ですが、まずは単純撮影を行ってから、その数分後に造影剤を投与して造影撮影を行うことが基本です。
レントゲン撮影を行うと、脳に出血があると画面に白い影が映ります。ですから、どこで出血が起きて、どれくらいの範囲に及んでいるのかを知ることが出来ます。
例えば、くも膜下出血のような場合は、血液の広がりによってどこの血管が破裂したのかを推測することが出来るのです。
また血管が詰まっている場合は、逆に梗塞を起こしている箇所が黒っぽくなり、腫瘍があるような場合は白っぽいにじみが出ます。
このようなことから分かるように、脳のレントゲン撮影を行うと脳出血や脳梗塞などの脳血管障害の場所や範囲、脳腫瘍の大きさや場所、良性か悪性かどうかを知ることが出来ます。
またそれだけではなく、水頭症などを代表とした先天的な病気の診断にも使われますし、外傷によって頭蓋内に血腫が出来ていないかどうかを調べることも可能です。
このようにたかがレントゲン撮影とはいえ、かなりの情報を得られる検査として、第一の検査方法として用いられているのです。
またこの検査で異常が見つかった場合は、より正確な診断をつけるために頭部MRI検査や頭部血管造影検査、眼底検査など必要な検査が行われ、その結果によって適切な治療を取っていくこととなります。

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。