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糖尿病の方がPET検査で注意するべきこと

PET検査は、血糖値が高い方や糖尿病の方が注意する必要がある検査方法です。糖尿病の方は空腹時に検査をしましょう。

PET検査は、がんを発見するのにとても有効な検査なんだよね。

 

うむ。がんは、実際に身体の変化が起こらないと気付くのが難しい病気なんだ。だが、PET検査なら身体の変化が起こる前にがんを見つけることができる。

 

PET検査はとても優秀なんだね。ところで「PET」って何?

 

PETは「陽電子放射断層撮影」のことで、「ポジトロン・エミッション・トモグラフィー」の略なんだ。

 

そうなんだ。PET検査の特徴は何?

 

PET検査の特徴は、特殊な検査薬を使ってがん細胞に目印を付けることなんだ。がんが見つかれば、全身の細胞の中でもがん細胞だけに検査薬が反応する。そして、それを見るために機械で全身を撮影し、その画像でがんを探すんだ。

 

がんの見た目ではなく、性質を検査に利用しているんだね。

 

うむ。だから、小さいがんでも見つけられるんだ。今までの検査で見つけられなかったがんも、PET検査で発見できるようになったんだ。

 

すごいね。

 

うむ。だが、血糖値が高い患者さんは注意する必要があるんだ。

 

えっ。なんで?

 

PET検査で使われる検査薬「FDG」はブドウ糖に似た性質があるんだ。血糖値が高い状態で検査を受けると、FDGが筋肉に集まってしまう。これは、FDGががんがある部位に集まらないということなんだ。

 

じゃあ、糖尿病の人はどうしたらいいの?

 

PET検査で使われる検査薬「FDG」はブドウ糖に似ている性質があるんだ。血糖値が高い状態で検査を受けるとFDGが筋肉に集まってしまうから、がんを正確に見つけられないんだ。

 

糖尿病の人は、空腹時に検査を受けないといけないんだ。もし食事をしたときは、インスリン注射で血糖値をコントロールしてもらうんだ。

 

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。