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MRIを使った大腸がん検査はどのくらい時間がかかる?

遺伝子の突然変異が原因であるがんは、30年以上にわたって日本人の死因の第1位の病気です。研究が積み重ねられた結果、検査技術や治療法が進化したために、現在では早期発見を行う事が出来れば治癒が見込める状況となっています。特に、近年増加している大腸がんは、再発する可能性も他のがんと比較するとそれほど高いわけではないので、早期発見が治癒のためには必要です。

大腸がんは、高たんぱく高カロリーの食品の摂取量が増えた事が罹患者数の増加と関係していると考えられており、将来的には全てのがんの中で罹患率はトップになる事が予測されています。高たんぱくで高カロリーの食品と言えば肉類が代表的ですが、大腸内に生息している悪玉菌のえさになるので腸内環境が悪化します。

腸内環境が悪化すると食べたものの消化吸収が円滑に行えなくなり、大腸にかかる負担は大きくなっていきます。遺伝子の突然変異が起こりやすくなり、細胞ががん化する確率が高くなります。日本では戦前は、大腸ガンはほとんど発生していなかったので、高たんぱく高カロリーの食品の摂取量の増加、つまり欧米化した食生活が原因である可能性は高くなっています。

大腸がんは、初期の段階では自覚症状はほとんどありません。このために、個人での早期発見は困難となります。また、肛門に指を挿入して、しこりが出来ていないのかを調べる触診でも100パーセントがんを発見する事は出来ません。科学的な技術を駆使しての検査を受ける事が必要です。

MRI検査は、体の内部を画像化するという内容であり、がんの大きさや位置等を明確に判定する事が出来ます。大腸がんの早期発見のためは、非常に有効な検査方法です。また、MRI検査は電波と強い磁石による方法であり、放射線を受ける事がない安全な方法であるという点もメリットです。部位により異なっていますが、1時間以内で終了するのが大半です。現在では、年間に6000人以上の人がMRI検査を受けています。

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。