人間ドックのマーソ
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人間ドックのがん発見率は?

ガンの早期発見を目的として人間ドックを希望する人が増えました。
人間ドックは、様々な病院で行われており、最近では街のクリニック(個人開業医)でも、これを行うことが多くなりました。
ここでの癌の発見率はどれほどかというと、100%ではありません。
街のクリニックでは、癌の検査を目的とした場合、血液検査による腫瘍マーカーが測定されます。
腫瘍マーカーは、肺や肝臓、大腸という臓器ごとに測定する値が異なり、肺の場合CEAであったり、前立腺ではPSAであったりします。
癌が出来た場所によっても発見率が変わり、胃がんや食道がんの場合50%弱という高い確率で発見出来ることもあれば、前立腺がんや肺がんの場合7%未満ともっとも発見率が低いです。(日帰り人間ドックの場合)

中でも、前立腺がんに関しては腫瘍マーカーの測定で、前立腺特異抗原(PSA)という値が高ければ高いほど癌の疑いも高くなるのですが、中高年期を迎える男性のPSA検査では全体の2.2%で危険数値の4以上で、高い人であれば10を超える人も多く30や中には90という人もおられます。
しかし、PSA数値が4よりも高く出た患者さんの中で、前立腺がんと診断される人は7%程度という結果があり、前立腺肥大症でもPSAが高くなることがあります。
これは、腫瘍マーカーが高いということが必ずしも、癌を発見するというものではく、あくまでも癌の疑いがあるということになります。
肺ガンの場合はというと、胸部X線で癌の影を疑うと、その後のCT検査と組織検査で診断することが一般的で、当初のX線検査での疑いから、組織検査、CT検査をして癌と診断される人の確率は4%未満です。
最近になって増えましたが、まだまだ街のクリニックでCTが設備してあるところが少なく、組織検査が出来る環境もなければ、人間ドック後に癌の疑いが髙ければ、連携する総合病院い紹介状を回され、そこで高度な検査により正しい病期と進行度などを特定し、最終的に確定診断として伝えられます。

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。