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人間ドックの肝臓の病気の検査方法は?

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれています。そのため肝臓がんの初期には自覚症状はほとんどなく、気が付いた時には手遅れになっている場合が多々あります。肝臓がんの罹患率は男性が女性の三倍多く、肝臓がんの罹患率は全がんのうちでも上位です。生活習慣病が肝臓がんの原因となっている場合も多いです。ですから健診で少しでも早く病根を発見することが治癒に役立つのです。人間ドックの検査は主に腹部超音波になります。ベッドに仰向けになって腹部にゼリーを塗り、腹部の断面図を調べます。これにより肝血管異常や肝硬変の所見ができます。他にも肝腫瘍や肝内結石、肝内石灰化、肝内胆管拡張や脂肪肝などの症状を調べることができます。脂肪肝は主に食べ過ぎや飲みすぎが原因です。また胆のうを調べることもできます。そして膵臓や腎臓を調べることもできるのです。またB型肝炎ウィルスやC型肝炎ウィルスも調べます。異常があった場合には診療を勧められます。また血液検査で肝臓の状態を内部から調べます。血液検査でかなりの項目の酵素や色素を調べることが可能です。肝臓がものを作り出す能力を評価するために総蛋白、アルブミン、コリンエステラーゼ、総コレステロール等も調べます。ただこれらの数値は組み合わせですので、複数の数値を評価して診断します。また個人差があるのでこの数値が高かったからといって重症だというわけでもありません。人間ドックはその他にも様々な検査がありますので、それらも一緒にすることによって総合的に評価することになります。また人間ドック受診者の四人に一人が軽度の肝機能異常だと言われています。これは治療までには至らないので、生活習慣や食事を指導されます。また胃カメラ(内視鏡検査)によって肝硬変につながる食道静脈瘤や胃炎を発見することもあります。大量のアルコール摂取は肝硬変をもたらし、それがやがて肝臓がんになる危険がありますので十分注意することが大事です。

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。