MRCP検査とは
人間ドックのmrcp検査とは、MR胆管膵管撮影と言い、胆汁や膵液の撮影を強調して撮影する方法です。
mrcpのメリットは、造影剤を使わない事、炎症の急性期や手術後などでも撮影でき、また、閉寒性病変でも、閉寒性の中枢や末梢側のどちらでも情報を入手する事ができます。
そして、色々な方向、厚さの画像の情報が得られ所です。
mrcpのデメリットは、空間的解能や、時間分解能に限りがあり、また腹水合併症では、きれいな画像を入手できません。
また、磁性体の検査への影響など制限があるところです。
検査にかかる所要時間は、たいたい20分くらいです。
注意事項は、ペースメーカーを付けている人は受ける事ができず、頭部の動脈瘤のクリッピングや、血管ステントなどの金属を体内にある場合も検査を受けられない場合があります。
また、ヘアピンなどの金属や、カード類の磁気記憶媒体、時計や携帯電話などの電子機器などは検査室には持ち込めません。
また、補聴器、義歯、エレキバン、金属付の下着も検査前に事前に外すことが必要です。
妊娠している可能性がある場合は受けられない事があるので、医師に相談してください。
そして、検査の3時間以内の飲食はやめましょう。
mrcpの検査方法は、MRI用の造影剤を飲んで、検査台に横になり、ベルトで固定します。
検査中は大きな音がしますので、耳栓をします。
この時に驚いて動かないようにしましょう。
そして、検査後は、下痢などの症状が起こる事があります。
心配な場合は、医師に相談をおススメします。
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