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マルチスライスCTとは?

人間ドックのメニューの中にCTが含まれていることがあります。CTというのはコンピューター断層撮影のことを意味する用語であり、体の内部を画像化するために有効な検査方法として注目されていました。かつてはヘリカルCTと言い、平面的な画像を撮影することにか出来なかったものが主流でしたが、近年ではマルチスライスctと呼ばれる新しいタイプのCTがどんどん普及してきています。このマルチスライスctが最近の人間ドックでも活用され始めてきています。
マルチスライスctはヘリカルCTに比べてX線の検出器が沢山ついているのが特徴です。従来は1列であったX線の検出器が複数付くことによって撮影時間が短く、動きのあるものでも撮影することが出来るようになったのが大きな強みです。動きのある臓器と言えば心臓がその代表格です。心臓の検査を行う上で撮影時間が短くて済むマルチスライスctは大きな活躍をすることになりました。従来でも肺や脳といった動かない臓器では活用されていましたが素早く動く心臓を撮影するのは難しかったのです。
現在のマルチスライスctは320列の物まで存在していますが、一般の医療機関が所有しているのは16列から32列程度の装置である事が多いです。このマルチスライスctでも十分な検査速度が出せるのでそれほどの問題はありません。人間ドックで活用されるのもこの種類のCTであるのが一般的です。
活躍の場は色々ありますが、肺ドックや心臓ドックには必要な医療機器になっています。この様なマルチスライスctがある健診機関で人間ドックを受けるのであれば検査のために必要十分な画像を得ることが出来るでしょう。またこの様なマルチスライスctには他のメリットもあります。CT撮影において短時間で検査が終了するというのは被ばくの関係上大きなメリットがあるのです。検査時間が短縮することで被ばく線量を大きく低減することが出来るため、健康維持の観点からも優れた医療機器であるということが出来ます。

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。