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胃バリウム検査を受診した後、何日排泄されないと危険か

バリウムとは何なの?

胃の検査を受ける時に飲むバリウムは、飲んだ方ならわかりますが、決しておいしい物ではありません。以前よりも飲みやすくなったと言われていますが、バリウムを飲むのが嫌で胃の検査を受けたくないという方も多いかと思います。

バリウムは水と違ってかなりドロッとした飲み物です。飲む時に口の周りにバリウムが付きますが、粘着力があるので、拭き取らないと固まってしまいます。

バリウムが体に残る危険性

バリウムは固まってしまうため、身体の中に長い間とどまることは危険です。検査前3日間排便がない場合、受けられません。バリウムが固まり腸に穴が開く場合もあり危険です。※1
バリウムは消化も吸収もされないため、飲んだら排泄されなければ危険性を伴います。排泄をしやすくするように、胃の検査の時に最初に下剤を飲んでからバリウムを飲むことがあります。検査後の注意で必ず言われることは、水分をたくさんとることです。水を飲むことでバリウムが固まることを防ぎ、バリウム便を排泄しやすくします。

胃の検査後、食事をして水分をたくさん摂っていれば、通常4時間後位に白いバリウム便が排泄されます。遅くても夜には最初のバリウム便が排泄されますが、翌日になっても排泄されずに便秘になってしまうと便が硬くなり痔になる可能性があります。また、自力での排泄が不可能になります。バリウムを飲んで2日たってもバリウム便が排泄されない場合は早めに検診を受けた医療施設に相談してください

*1出典:胃X線検診安全基準 P33 よくある質問Q&A  日本消化器がん検診学会 関東甲信越地方会

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