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肺ドックの費用は?

肺ドックというのは主にきょう日のCT撮影を中心にした肺の精密検査のことを指し示していることが多くなっています。そのため肺ドック料金としては保険診療の場合の料金に基づいて、およそ1万2千円から1万5千円前後で提供されていることが多くなっています。これはCT撮影と診察を保険診療で行った場合の料金を基本にして設定されているものですので、実際には病院ごとに自由に価格設定がなされていることもあります。肺ドック料金としてはこのくらいの金額が妥当であろうと言うことが出来ます。
もしもこのような金額よりも大きく値段が低い場合には胸部CT検査を行わない肺ドックの可能性があります。市町村の集団検診などでも肺ドック、肺がん検診という言葉が使われることがありますが、場合によっては胸部X線撮影と喀痰の検査だけであるということもあるのです。この様な場合には安い検査料金で済みますが、胸部の撮影がCTでない以上は何かの所見があれば別途CT撮影を受けるしかありません。前述したとおり、肺ドック料金として1万数1千円という金額は妥当です。個人の希望で精密検査の部分までを最初から行ってしまうというサービスですのでやや高めの値段設定になるのは仕方がないことなのです。
なおこの肺ドック料金は自費で支払う場合の金額となります。何かしらの症状があって医師の判断で検査行う場合を除いて健康保険は使用できないのです。そのため1万数千円の検査を全額自費で御行わなくてはなりません。肺ドックの中には他にも喀痰の検査やシフラと呼ばれる血液検査を追加することもあります。その様なものを全部組み合わせた場合には2万円近くになることも考えられるのです。いわゆる人間ドックというのは医療機関が独自に値段をつけることを許されている医療行為ですので、肺ドックの実施を希望するのであれば検査内容や値段も含めて良く比較して決めるのが良いでしょう。同じ内容でも料金が違うというのはよくあることです。

マーソは厚生労働省、がん対策推進 企業アクションに参画しています。がん検診受診の大切さを呼びかけることにより、受診率50%以上をめざします。