亜硝酸塩について
亜硝酸塩は膀胱炎や腎盂腎炎などの尿路感染症のスクリーニング検査として用いられています。尿路感染症とは腎臓や膀胱の細菌感染のことで、尿路感染症では亜硝酸塩が尿検査で陽性となります。ただし、尿路感染症を発症してすぐの場合には陽性とならない場合があります。従って検査に用いる尿は早朝尿が適しています。尿を放置しておくと細菌が繁殖してしまい偽陽性の原因となるので採尿したらすぐに検査する必要があります。また、ビタミンCを大量に摂取すると検査が偽陽性となりますので検査前にはビタミンCを多く含む食品やサプリメントの摂取を控える必要があります。なお、尿路感染症では尿中の白血球増加や血中の白血球上昇、炎症反応の上昇などが認められる場合が多いです。従って尿路感染症の診断は、尿検査のみならず血液検査や身体学的検査によって総合的に診断されます。
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